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トレーニングメモ

【飛びたきゃ走れ!】スプリントが最強のプライオメトリクスである理由5選

ジャンプ力アップに有効なトレーニングとしてプライオメトリクスがある。でもプライオメトリクスといってもいろいろあるので、時間的制限がある一般人には何をやってよいやら。そんな人にちょうどいいのがスプリント。スプリントが最強の・最善のプライオメトリクスであることを説明します。
おい猿

今回は、
「ジャンプ力アップトレーニングといえばこれ!」
レベルで有名な「プライオメトリクス」。

ただ、正直自分。
最強のプライオメトリクスは「スプリント」だと
思っとります。

その理由をまとめていきたいと思います。

ジャンプ力アップトレーニングって言われると真っ先に思い浮かぶのが…
スクワットとかの「筋トレ」とプライオメトリクスですね。

筋トレに関してはちょっと今回の主題とそれるので置いといて…
プライオメトリクスといえば、
どんなトレーニングを思い浮かべますかね?

例えば、、、
バウンディングとかデプスジャンプとか?
アンクルホップやパワースキップとかですか?

もちろんそれらも効果的だと思うし
すばらしいと思いますが、
それでも自分は「スプリントこそが最強のプライオメトリクス」だと思っています。

その理由を5個に絞って説明していきます。

おい猿

「プライオがいいのはわかるけど色々ありすぎてどれからやったらわからない!」

ってな具合でプライオ迷子になっている人はぜひご覧ください。
悩みが吹っ飛び、今日からスプリントしまくるようになりますので。。。

プライオメトリクスとは?

プライオメトリクスとは、筋肉を素早く伸ばした直後に収縮させることで、瞬発力を高めるトレーニング方法

【理由1】特別な道具がいらんでしょ?

スプリントってのは「全速力で走る」ってこと。

ようは、、、

走れればいいわけ。

なので、
靴と道さえあればOK。

他には何もいりません。

それに比べて
ボックスジャンプだのメディシンボールスローだのってなると
特殊な道具が必要になるじゃないですか?
(ハードルとかもそうね)

まぁプロ選手とかならいいけど、
自分のような一塊の社会人だと、
いつもそうした道具のそろった環境でトレーニングができるわけではありません。

なので、

「いつでもどこでも、隙間時間でもできる」

ってのが重要。

そういう意味でもスプリントは最強です。

【理由2】スプリントは伸張反射をメタくそ使う

プライオメトリクスってのは
「短時間に加えられた強い力を跳ね返す能力を向上させるトレーニング」ってこと。

プライオの代表トレである「連続ジャンプ」とかで言えば
着地の時に短時間で超絶大きな(体重の何倍もの)負荷が体にかかってくる。

その負荷を受けて筋肉や腱が伸ばされて
それを跳ね返す力が発揮されより高く飛べると。
(伸張反射)

これと同じこと
それ以上のことがスプリントでも発生しているの。

  • スプリントはジャンプに比べ接地時間が非常に短い(トップレベルは0.1秒くらい)
    →より短時間で大きな力を発揮する必要がある
    (ジャンプのしゃがみ・着地より断然接地時間が短い)
    →言い換えると、SSCの「最も速いバージョン」がスプリントです。
  • 片足ずつの運動なので負荷が半端ない
    →体重の数倍の負荷を「片足で瞬時に跳ね返す」必要がある

まじ最強です。

【理由3】 体全体を余すことなく使って最大の力を発揮する

ジャンプ。
特にアンクルホップなんかは下半身中心でしょ?

まぁアンクルホップの場合は
目的がアキレス腱の強化的な側面があるのでそうなんですが、
基本、プライオメトリクスのメニューは下半身によりがち。

が、

スプリントは「余すことなく全身」です。

  • 下肢(足首・膝・股関節)
  • 体幹(骨盤安定・反力伝達)
  • 上肢(腕振りにより「下半身が反射的に動きやすくなる」「下半身にかかる負荷の増減うをコントロール」)

プライオメトリクス的な負荷を「全身で跳ね返す練習」としてはまじ最強です。

【理由4】簡単で何回もできる

ジャンプ系のプライオメトリクスは
フォームやら強度やら休憩やら…
なんやらかんやら気を付けないといけないことが多いの。

でもスプリントは「走る」って
子供のころからやっていることの「もろ延長線上にあること」なので
技術的にはジャンプより簡単。

しかも関節にかかってくる負担(リスク)もジャンプより少ないので
休憩をちゃんと取りながらやれば、回数も頻度も多くできるのよ。

おい猿

これはスプリントの技術を軽視しているわけではなく
実生活の延長線上にあることの方が習得しやすいってこと。

現にプロスポーツ選手を見ても
陸上選手の方が
バスケやサッカー選手よりも専門的に練習開始したタイミングが
遅かったりするの。

【理由5】速く走れるってどんなスポーツにも有効でしょ?

単純に、
速く走れる能力はどんなスポーツにも役立つでしょ?

なら、
トレーニング(プライオメトリクス)だからって複雑なことをやるよりも
実際に役立ちやすい動きでトレーニングしたほうが色々効率よくない?って話しです。

足が速くなりつつジャンプ力もあげられる。

そんな意味でも
やっぱスプリントが最強だと思います。

【まとめ】ほら、スプリントがプライオメトリクス最強のトレでした。

おい猿

ってな感じで、、、

簡単お手軽で、すぐにどこでもできて
足も速くなってジャンプ力も伸びる。

もはや最強と言わずして何ぞやです。

ってことで、
今後もジャンプ力を上げるためにスプリントもしっかりやっていこうと思います

ABOUT ME
おい猿@アラフィフジャンパー
元プロバスケットボーラー/バスケットを始めた息子に「父ちゃんダンクできないの?」と言われ一念発起。期限を365日と定めトレーニングを開始する。大腿膝蓋関節症・半月板損傷・足底腱膜炎という状態からのスタート。現役時代の経験と知識を総動員&勉強して目標達成を目指すアラフィフジャンパー成功の物語。たぶん…