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トレーニングメモ

【マイケル・ジョーダンに学ぶ】ヒールストライクでジャンプ力UP?ジャンプは踏切りで決まる!

ランニングフォームの一つであるヒールストライク。
いわゆる「カカト着地」ですね。

自分は昔から歩きもランニングもゴリゴリのヒールストライク派。

でも、最近は「つま先着地」の「フォアフット」が主流になってきて、
自分も「ジャンプに有効と言われるスプリントはフォアフットなんだからランニングも…」とフォアフットを試していました。

が、、、

走法を変えたあと、なぜかジャンプ力が落ちたように感じるのです。。。

っということで今回は、、、
ヒールストライクによるジャンプ力UPの可能性について考えてみたいと思います。

おい猿

あくまで「両足ジャンプ」に関してだけど、
自分はヒールストライクにはジャンプ力UPの可能性を感じますね。

ヒールストライクとジャンプの踏切りは同じ?

ヒールストライク走法は、
超絶ざっくり言うと「かかとから着地する走法」です。

マラソンや駅伝なんかを見ていても
選手の多くがこのヒールストライクを採用しているように思います。

で、、、
なんで自分が昔からヒールストライクで走っていたか?ですが、
理由は単純明快。

MJ(マイケル・ジョーダン)の試合中の走り方がヒールストライクだったから。

おい猿

小学生のころMJにあこがれてバスケを始めたので
歩き方からプレースタイルまでMJのマネばかりしていました。

当然、あのころは「ヒールストライク」なんて言葉は知りませんでしたけどね。。。

で話しは戻って
「ヒールストライク」のメリットですが…

ざっくり言うと「カカト着地した際に生じる地面からの反力を利用することで筋力が発揮しやすくなる」ってことだと思います。

もうちょい深掘りすると…

カカト着地をするためには、
身体よりも少し前に足をつく必要があるので、自然と「ブレーキ」が発生します。

おい猿

「カカト着地するとブレーキになるから、ロスの少ないフォアフットがいい!」という意見があるのは、これが理由だと思う。

ブレーキには通常より大きな力が必要になるので
このブレーキによって発生する「減速圧力」を大腿四頭筋や臀筋といった下半身の大きな筋肉を中心に受け止め、さらにはその圧力を利用してさらに大きな力に変換していく。

いわゆる「ストレッチ・ショートニングサイクル(SSC)」を発揮しやすいのがヒールストライクなのだと思います。

これはバスケットボールやバレーボールで見られる助走から両足ジャンプの踏切一歩目とよく似ていますね。

おい猿

かかとから踏み込んでブレーキの力を使ってためた力を垂直方向に放出する感じ。

これをつま先でブレーキをかけようとすると、よくて「ただ跳べない」、悪いと「足首をねんざ(折れる)」しますね…
(つまりブレーキをかけるほどの大きな力は、かかとを使わないと発生させられないってこと)

この踏み込みが強いほど大きな力をため込めるので、
ジャンプ力UPにはかかと踏み込みの強さがカギになるといえます。

そう考えると、
普段からヒールストライクで「かかとブレーキ力」を鍛えることは
ジャンプ力UPに一定の効果があるのでは?と思うわけです。

でもさ?マラソン選手はジャンプ力高くないでしょ?

おい猿

確かにその通り。

そもそもマラソンとジャンプだと目的がちがうからね。

マラソン選手は「カカト着地」で作った反力を推進力に変えます。
また、マラソンは長く走る必要があるので
「必要最低限」の反力を得て体力を削り過ぎないように
推進力も調整します。
(余りに強すぎる推進力を発生させると、とっととばてる…)

が、、、
自分の様に「飛びたい人間」は跳躍力に変えます。
しかも、ジャンプは「スタミナ温存」なんてする必要が無いので
ガッツリ踏み込んでガッツリ反力を得ようとする。

つまり目的が違うのです。

よって、
自分がいう「ヒールストライクはジャンプ力UPに効果的?」というのは
「ヒールストライクでランニングすればジャンプ力上がりますよ!」という
単純な話しではなく、
「ヒールストライクはやり方によってはジャンプ力UPのきっかけになるかも!」
っといった話しとご理解くだい。

おい猿

例えば、
アップでランニングをする時に、、、
・「カカトで地面をつぶす」意識でやってみる
・「カカトで得た反力をつかって少しホップしながらランニング」してみる

こんな感じで応用してみるといいと思います。

【まとめ】ヒールストライクは意識次第でジャンプ力UPに効果的!

  • ヒールストライクには、ジャンプに必要な「踏切一歩目の力」を自然に養う側面がある
  • でもヒールストライクでランニングすればジャンプ力が上がるってわけではない
  • アップのランニングなどで、少し大げさにヒールストライクで走り「地面から大きな反力を得る」練習をしてみるのも効果的

ランニングフォームとジャンプ力の関係は単純ではないけど、
「地面からの反力を利用する」という点では同じ。

しかも両足ジャンプの踏切り一歩目はカカトから入るので
この点に関してはヒールストライク走法と共通点がある。

ってことは?
意識次第・工夫次第でヒールストライク走法をジャンプ力UPにつなげることもできるんじゃない?

って思うわけです。

おい猿

「両足ジャンプの踏切りが思うようにできない」という人。
自分のように「走り方を変えたらジャンプ力が落ちた」と感じる人。

こういう人は、
ジャンプ力UPのカギが「ヒールストライク」にあるのかもしれませんね!

以上!
最後までありがとうございました!

ABOUT ME
おい猿@アラフィフジャンパー
元プロバスケットボーラー/バスケットを始めた息子に「父ちゃんダンクできないの?」と言われ一念発起。期限を365日と定めトレーニングを開始する。大腿膝蓋関節症・半月板損傷・足底腱膜炎という状態からのスタート。現役時代の経験と知識を総動員&勉強して目標達成を目指すアラフィフジャンパー成功の物語。たぶん…