トレーニングは質か量か問題。

これって、
トレーニーにとっては永遠のテーマですよね?

SNSでも、
「追い込みすぎは逆効果」
「短時間で質高くやるのが正解」
みたいな投稿、まぁよく見かけるじゃないですか?

そういう意見の内容を見てみると、
「たしかに、それが正解かも…」って
なんか説得力を感じるものもあります。

実際にトレーニーと意見交換をしていても、
「やっぱり質でしょ?量なんて昭和の考え!」
「〇〇選手も言ってたし。量とかマジ根性論ですよ!」
っといった意見もよく聞きます。

確かに、、、
自分もそう思ってた時期がありました。。。

が…

結果を出してきた人たちを間近で見てきて、
自分自身もがむしゃらに量をこなしてきた経験から言わせてもらうと
答えはシンプル。

量をこなさないと、質の意味すらわからない。

「質を上げろ」って言葉、よく聞くでしょ?

でもさ?

その「質」ってなんなの?
どうやって上げるの?

って話なんです。

結果が出てる人ほど、めちゃくちゃ量をこなしてた

「結果を出してる人は、質を大事にしてる」

んんん…
まぁ、間違いないです。

でも、
だからと言って「量を軽視」している人がいないのも事実です。

例えば…

バスケットで言えば
「マイケル・ジョーダン」「 コービー・ブライアント」

言わずと知れた、
バスケ界の超レジェンド選手ですが
彼らは「練習の鬼」で有名です。

マイケル・ジョーダンは、
早朝から専属トレーナーとウェイトトレーニング。
その後チーム練習を行っていたといいます。

オリンピックのドリームチームでも
練習後一人コートに残り、
もくもくとシュート練習を続けていました。

また、映画撮影の際も近くに練習場を設け
合間合間でも練習していたことは有名な話しですね。

コービー・ブライアントの
「666ワークアウト」(1日6時間/週6/6ヶ月)も
伝説のエピソードとして残っています。

日本人で言えば
「落合博満」や「大谷翔平」「イチロー」などの
練習量の多さはあまりに有名です。

って話しをすると…

「いやいや、それ天才の集まりじゃん?凡人には当てはまらないよ!」

っていう人がいますが、、、

自分がバスケット選手としてコートに立っていた時も
トレーナーとして現場で見てきた選手たちも、
結果を出してた人ほど練習量が多かったですね。

これは、
ほぼ例外なしといってもいいと思います。

じゃ、なぜ量が必要なのか?

それは、、、

「質のなんたるか?を知るためには、まず量が必要だから」

だと思うのです。

「短時間・高品質」は上級者にしかできない

「ジャンプトレーニングは瞬発系だから、短時間で全力でやるのが正解」

よく聞く話ですよね。

確かに、、、
ダラダラやるより全力でやった方がいい。
それは間違いないですね。

でも…

それって「質の高いトレーニング」なんでしょうか?

自分に言わせると、
それは「ただ全力でやってるだけ」で質とは呼べない。

質を高めるって、
そんなシンプルなものじゃないと思うのです。

じゃぁ、
「質」ってなんなの?ってこと。

例えば、
ジャンプひとつとっても
「どうやって跳ぶか」は人によって全然違います。

初めてジャンプトレーニングをする人は
おそらく「とにかく全力で跳ぶ」だけだと思います。

でも、
それを繰り返しているうちに気づき始める。

「ジャンプ力の高い人って、なんか自分と跳び方が違うな…」

で、修正しながら跳んでみる。
でも、うまくいかない。

「なんでうまくいかないんだろう」と悩んで、
本やネットで調べて、試行錯誤して…

ある日ふと気づく。

「これって…あの人が言ってたのってこの感覚か!!」

これが「質」なんです。

量をこなす中で生まれた気づきがあってこそ
初めて「質」が理解できる。

つまり、
「短時間・高品質」でトレーニングできるのは
その気づきをすでに持っている上級者だけってこと。

はじめから「質重視」でいこうとしても、
そもそも「質の中身」なんてわからないんです。

スキル(質)は量の向こう側にある

具体的な話をひとつ。

「高く跳ぶ人は股関節を主に使って跳んでいる」

これ、よく言われること。
聞いたことありませんか?

でもですよ?
股関節を使って跳ぶってどういうことでしょうか?

股関節を意識して跳ぶこと?
それとも股関節を動かす筋肉である
「腸腰筋」や「ハムストリング」「臀筋」を意識して跳ぶことでしょうか?

おい猿

自分が現役時代、
ジャンプ力を大幅に伸ばせたとき(両手でダンクできました)
の答えは、「頭を意識する」というものでした。

意味わからんでしょ?

「頭を意識する」

意味わからないですよね。

ちょっと言い換えると、
「どこも意識しないこと」だったんです。

高く跳ぼうとすると、
「ここを使うべき」という部分を意識しがちです。

「床を強く押そう」→膝を伸ばそうとする→太ももの前ばかり使う
「股関節を使おう」→臀筋やハムばかり使う→膝・足首・上半身が使われない→連動が失われる

結果、高いジャンプは生まれない。

あえて「意識を頭に持ってくる」ことで 体の力みがとれ、
本来あるべき連動が戻ってくる。

結果、股関節が適切に「使われる」と。

局所を意識するトレーニングがスポーツ動作に与える得強について語る
「部位を意識してトレーニングする。それって、本当に正解?」「母指球・体幹・ふくらはぎ…一部位を意識するトレーニング、実はスポーツパフォーマンスを下げているかもしれません。元トレーナー・元プロ選手の筆者が自身の経験をもとに解説します。」...

でも…

「だから、あなたも頭を意識すれば高く跳べるよ!」

とはならないのが難しいところ。

これは非常に感覚的なことなので、
誰にでも当てはまる答えにはならないんですね。

人それぞれ体形も体質も
筋力の強さも得意不得意も違う。

今まで取り組んできたトレーニングも違えば
身体だけでなく精神的な特徴も全然違うわけです。

だからこそ、
自分にとっての「質」は、
自分が量をこなした先にしか見つからない。

「質を求められるのは、量をこなした者のみ」

そう言っているのは、
こうした理由によるものです。

おい猿

「どうやったら、そんなに高く跳べるんですか?」
って、インタビューを受けるバレー選手やバスケ選手いるじゃないですか?

みんな同じ回答ですか?
違いますよね?

でも実は、
本質的な部分は似ていて、
それでも表現が違うのは、
人によって「質」が違うからだと思うのです。

トレーニングの質を理解するために、どのくらいの量やればいいの?

「で、結局どのくらい量をこなせばいいの?」

って思いますよね?

同感です。

自分も正直、
定量を意識したことがないのでわかりません。

「週〇回」
「1日〇時間」
みたいな目安があればわかりやすいですが
そんなもの人によって違うだろうし、
得ようと思っている「質」によっても違うでしょう。

もっというと
「質に上限はない」ので
追求すればするほど深まるものだろうし、
深まるほど探求心が増してまたやりたくなる。

おい猿

マイケル・ジョーダンやコービー・ブライアントみたいな
超超上級者であっても「量」をこなすのは、
質の深みを理解しつくしているからなんでしょうね。

だから「これだけやれば十分」という基準が
そもそも存在しないんだと思います。

じゃぁ、
どうやって量の目安を判断するの?

これはあくまで自分の経験ですが…

「やり過ぎじゃない?」
「よくやるね、そんなに。」

周りからそう言われるくらいやったとき、
何かしら少しわかったような気がしました。

もちろん「すべてを理解した」なんてことはありませんよ。
上級者…先にあげたレジェンド達に比べたら
ありんこ、、、いや、ミジンコレベルに小さいものです。

でも、
他人に呆れられるくらいに没頭したとき。
他人に制止されるくらい頑張ったとき。

こういった時こそ気づきがありました。

ただ、
勘違いしてほしくないのは

「質のことは考えず、とにかく量をやれ!」

ってことじゃないんです。

「質」を得るためには「量」が必要で、
「質」を求めれば、自然と「量」は多くなる。

だから、
「変に色気を出さずに量やろうぜ!」ってことです。

質は、その先に待ってるんですから。

まとめ:量が先、質は後からついてくる

トレーニングは質か量か。

自分の答えは?

「量をこなして初めて、質の意味がわかる」です。

質を語れるのは
量をこなした者だけ。

 上級者が「短時間・高品質」でできるのは、
それだけの量をすでにこなしてきたからだと思います。

そして正直に言うと…

自分はまだまだ、「質」の「し」の字も理解できていないと思います。

おい猿

まぁ、現役時代にそれなりに頑張ってプロにはなれたので
「し(shi)」の「s」くらいは理解できたかもしれませんが…

結局、息子と約束した
365日ダンクチャレンジは未達成でしたし
チャレンジ中にたくさんの失敗(ケガも)もしました。

そういった意味では、
やはり自分は「質」をまだ理解していないのだと思います。

でも一つ言えるのは、
量をこなしてきた中で得た「気づき」は本物だということ。

だから今、
この「気づき」を本物の「質」にできるよう再出発してます。

「量をこなせば、質はついてくる」

それを自分自身で証明します。

結果が出たときは報告しますね。

その時は、
「量より質なんて、甘っちょろいこと言ってんじゃねぇ!」って意見を
ちょっとは信じて頑張ってみてください。

以上、最後までありがとうございました!

ABOUT ME
おい猿@アラフィフジャンパー
元プロバスケットボーラー/バスケットを始めた息子に「父ちゃんダンクできないの?」と言われ一念発起。期限を365日と定めトレーニングを開始する。大腿膝蓋関節症・半月板損傷・足底腱膜炎という状態からのスタート。現役時代の経験と知識を総動員&勉強して目標達成を目指すアラフィフジャンパー成功の物語。たぶん…